アメリカナマズを適当レシピに沿って料理したら、最高のフィッシュ&チップスが出来上がった(霞ヶ浦)
アメリカナマズを適当レシピに沿って料理したら、最高のフィッシュ&チップスが出来上がった(霞ヶ浦)
霞ヶ浦で大繁殖しているアメリカナマズ。
特定外来種に指定されている本種は、在来種や漁業の対象魚を貪欲に捕食してしまう事から、非常に煙たがられている存在となった。
あまりの繁殖ぶりに、釣ったアメリカナマズをそのまま岸に置き去りにして殺してしまう釣り人まで現れる始末である。
しかし、このアメリカナマズ元々は食用として輸入されたもの。間違いなく美味しい魚なのである。
今回は私がインドを訪れた際、釣りや食事に付き合っていただいている小川氏が来日。彼のリクエストで霞ヶ浦にアメリカナマズを釣りに行くことになった。
2019年8月3日うだるような暑さの中、霞ヶ浦に車を走らせた。正直1時間もあれば小川氏も満足いただける予定であったが、7月後半から訪れた猛暑で水温もかなりの上昇。かなり活性も低く苦戦を強いられた。
1時間程経ってようやく私の竿から糸が勢いよく引き出された。ようやく姿を現したのは60cm程の良型だった。
どことなく間の抜けたひょうきんな表情。憎めない魚でるが…今回は御命頂く。
背びれと胸鰭に鋭い棘がある。取り扱いには十分注意いただきたい。
尾鰭は日本のマナマズとは違い通常の魚の形状。この尾鰭による遊泳能力の高さが強い引きを演出する。
餌の匂いに釣られてナマズたちも集まり一気に釣れだすとの期待も空しく再び1時間程の沈黙の時間が訪れた。私は退屈凌ぎに延べ竿に小物釣り用の仕掛け。ミミズを付けては小さなウキを漂わせた。何か小物でも釣れればと出した訳だが、なんとその竿に60cm程のアメリカナマズが食らいついた。引き込まれそうになる延べ竿をつかみ小川氏がファイト。
通常であれば餌の匂いに釣られて沢山のアメリカナマズが寄って来て次から次へと釣れる予定ではあったのだが、最初の一匹は釣れたが次が続かない。高水温による活性の悪さか?
そんな中小物用竿に強烈なアタリが!!
其の後、ぶっこみの竿にもヒット。数匹のアメリカナマズをキープすることができた。
インドから来た小川氏も満足頂いた。
引きの強いアメリカナマズ。竿が折れるのではないか思う程に延べ竿を絞り込んだ。なんとか岸際まで寄せランディング。小川氏もアメリカナマズを手にすることができた。
其の後、私と小川氏それぞれ1匹ずつ同サイズを釣り上げ霞ケ浦をあとにした。
タックル紹介
竿 : fin-ch canaria 610 M
リール:シマノ (SHIMANO)
ベイトリール 16 メタニウム MGL XG
ライン:PE 4号
ハリス:40LB
餌:ミミズ・豚レバー・サバ切り身
期待通りの美味しい魚。次回はフィッシュバーガーなんかにしてもよいのでは!!
さて、自宅に持ちかえったアメリカナマズ。
冷えたビールと相性抜群のフィッシュ&チップスへと変貌を遂げた。ふわふわの白身で全く臭み無し。タルタルソースとの相性も抜群。
ホクホクのポテトと併せて20本ほど用意したビールが僕の記憶と共になくなった。
塾長の3時間クッキング
適当なフィッシュ&チップスレシピ
材料:
(タルタルソース材料)
ピクルス:3本
ゆで卵:2個
玉ねぎ:1/4個
塩コショウ:適当
マヨネーズ:大さじ10
レモン汁:少々
(フィッシュ&ポテト材料)
アメキャ:半身4切れ
じゅがいも:2個
塩:適当
サラダ油:適量
小麦粉:適当
ライム:半分
小麦粉100g
黒ビール:80mL
タルタルソース
ピクルスと玉ねぎをみじん切りにした後、玉ねぎは10分程冷水にさらし、双方水気をしっかりとる。
ゆで卵もみじん切りにして、玉ねぎ&ピクルスとボウルにぶち込みマヨネーズを入れ混ぜる。
塩コショウやレモン汁で味を調えて… はい!完成
フィッシュ&チップス
適当に切ったポテト(皮付きの方が美味い)を適当に茹でる。小麦粉に黒ビールを玉にならないように混ぜ水気をとったポテト&アメキャにしっかり衣をつけ油にぶち込み2度揚げすると…
はい!完成