沖縄県 ハブクラゲ注意報を発令
NEWS
2016.06.03
沖縄県 ハブクラゲ注意報を発令
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2016.06.03
沖縄県がハブクラゲ発生注意報を発令した。
期間は平成28年6月1日から9月30日までの間で、注意報の発令によって刺症事故の防止をはかる。
水中のハブクラゲは非常に視認しづらく、海水浴中の事故が多発している。
触手は非常に長く、1mを大きく超える個体も。これが肌に絡みつくように付着し、激しい痛みが伴う炎症を起こす。付着した触手に酢をかけると刺胞の発射が抑制されるため、遊泳者やダイバーにはこれを応急処置用に携行することが推奨されている。
ハブクラゲによる刺症被害は6月~9月にかけて多発する傾向にある。
県は予防のために肌の露出を避けること、侵入防止ネット内でのみ遊泳すること、応急処置に用いる食酢の持参などを呼び掛けている。
また、万が一刺された場合には海から上がって近くにいる人に助けを求めること、食酢をかけて触手を除去すること、医療機関で治療を受けることなどを推奨している。