沖縄県北谷町 遊泳禁止の原因となったサメを若者が釣り上げる
NEWS
2016.10.17
沖縄県北谷町 遊泳禁止の原因となったサメを若者が釣り上げる
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2016.10.17
弱冠22歳の若手漁師が人食いザメを釣り上げ、喝采を浴びている。
沖縄県北谷町美浜周辺の海岸で複数のオオメジロザメが目撃され、同町と宜野湾市のビーチ三ヶ所(トロピカルビーチ、アラハビーチ、サンセットビーチ)で遊泳が禁止され、大きな問題となっている。
西原町在住の漁師で、腕利きの釣り人としても著名な宮城梓さん(22)は15日夜に北谷町のサンセットビーチ付近で全長約1.5m、体重30kg前後の個体を釣り上げた。釣り上げられたオオメジロザメの口。大きな針が結ばれているのは頑強なワイヤーだ。
釣り上げられたサメは食用に解体、現在は冷凍保存されているという。
オオメジロザメは人を襲うサメとして有名で、イタチザメやホオジロザメと並んで「三大人食いザメ」に数えられる。
一連の騒動をニュースで知った宮城氏は狙い通りに一晩でサメを“逮捕”。
ただし、「まださらに大きなサメが周辺に残っている可能性がある。遊泳はしない方がいいだろう」とも述べている。
宮城さんのおかげで不安の種が一つ取り除かれた北谷町だが、まだまだビーチに平和が戻ったとは言い切りがたいようだ。
※大型のサメを捕獲するには危険が伴います。宮城氏は現役の漁師であり、サメ捕獲に関する専門的な知識を持っています。決して真似をしないようにしましょう。