サソリといえば熱帯の毒虫というイメージを持っている人が多かろう。 ナミブの砂漠が、メキシコの荒野が、アマゾンのジャングルが似合うエキゾチックな生物である だが、サソリはこの日本にだって生息している。 ・・・
いきなり個人的な、しかもかなり偏った趣向の話で恐縮であるが、僕はエイが好きだ。 あんな海底にへばりついている日陰者のどこがいいのかとその魅力を問われれば、あまりに語るところが多すぎてかえって答えに窮す・・・
アマゾン最恐の魚類、デンキウナギ 「ピラニアはどうってことない。やっぱり、一番怖いのはエレクトリックイールだな!」 デンキウナギ(Electrophorus electricus)を探してガイアナ共和・・・
南米最大の都市、サンパウロ。 ブラジル南東部に位置するこの大都市の抱える人口は千万人を超え、中心部には各国の大企業のオフィスをはじめとする近代的な高層ビル群が立ち並ぶ。 まさに南アメリカの経済、流通の・・・
堤防や磯で釣りをしていると、とんでもない大物が釣り竿を海中へ引きずり込んでしまうことが稀にある。こういう事件の犯人は大抵の場合エイかサメか、あるいは「コブダイ」という魚である。 コブダイとはその名の通・・・
東南アジアにキノボリウオ(Anabas testudineus)という魚がいる。 魚のくせに木に登る?そんなことがあり得るのか。 いやいや、世の中には本当に水上を飛んじゃうトビウオや、水鉄砲を撃つテッ・・・
ワニ、オオトカゲ、大蛇と「怪物的」な動物たちが多く含まれる爬虫綱において、穏やかでかわいらしく、ともすると鈍くいい印象を持たれがちなカメたち。 その中でも群を抜いた迫力を誇り、時に恐怖の対象にすらなっ・・・
いざ、地球の裏側のドブへ! アマゾンの奥地で魚採りをしてきたという友人の土産話に耳を傾けていた折のことである。 やれ「全身がオレンジ色をしたプレコがいる」だの「夜の砂浜で淡水エイが採り放題」だの、ジャ・・・
リゾート地のドブを覗く 2016年11月、僕は仕事でオーストラリアはケアンズを訪れていた。 11月のケアンズ。抜けるような青空が目に痛い。 晩秋を迎えた日本からやってきた身には、抜けるような青空と、そ・・・
国内でも千葉県などで繁殖・定着してしまっているカミツキガメ。 実は彼らは一部の原産地では食用に供されることがある。そう、カミツキガメは美味いのだ 唐突だが、ここではジューシーなカミツキガメのから揚げの・・・
近年、日本各地で発見、捕獲されては騒動になっているアリゲーターガー(Atractosteus spatula)。 本種は最大で全長2m以上に達する大型の肉食魚類で、温帯の日本でも越冬できることから在来・・・
世界一大きなザリガニ。そう聞いて、あなたはどれほどのサイズを想像するだろう。 アメリカザリガニの二倍くらい?いや、三倍?もしかして五倍とか?…いやいや、そんなもんじゃない。本日は世界最大のザリガニ、タ・・・