古代魚ターポン釣行記(南米ニカラグア・マナグア)
古代魚ターポン釣行記(南米ニカラグア・マナグア)
ある日、以前からお世話になっている株式会社キングオクトパスの沖山朝俊氏と共通の知り合いから、ニカラグアにターポンを釣りに行こうと誘いを受けた。
「ニカラグアってどこだ…ターポンとは…」と疑問を抱きながらも行く旨を伝えた。
まず、検索エンジンでニカラグアの場所や治安、ターポンの情報を調べた。
ニカラグアは南米にあり暖かい場所であること、治安は近年では良くなっているようだが、未だに治安が悪い場所との情報を見つけた。
ターポンについては、空気呼吸が可能で古くから形をほとんど変えていないいわゆる古代魚で、体長が2メートルに及ぶ個体がいたり、持久力は高く、強烈な引きや、ルアーにかかった時に大きくジャンプする迫力がある釣りができるとして、スポーツフィッシングの対象となっている。
対する、私のスペックと言うと…
・Monsters Pro Shopでは主にECサイトを担当。
・釣りは年3、4回。
・海外未経験。パスポートをはじめてとった。
・自然、生き物は基本好き。虫はやや苦手。
そんな海外に行った経験が無く、釣りが素人の私でも海外でターポンを釣ることができたことについて、記事を残したいと思う。
(海外旅行、海外釣行に慣れている方は、前半は読み飛ばしてください。)
渡航前にやること
- アメリカに入国(トランジット)するのでESTAの申請
アメリカに入国するために必要なビザ免除プログラム。ヒューストン国際空港で乗り継ぐためESTAが必要。
ESTA申請公式サイトから引用:❝ビザ免除プログラム(VWP)は、特定の国籍の方が米国に渡航する場合、有効なパスポート、往復または次の目的地までの航空券・乗船券を所持し、渡米目的が短期の商用や観光であれば、ビザなしで米国に90日以下の滞在が可能となるプログラムです。❞
ESTA申請公式サイト(https://esta.cbp.dhs.gov/esta/)から申請することができる。
10~20分あればインターネットで申請できて、1週間ほどで審査結果が出る。申請代行の会社もあるようだが自分で申請すれば14ドルで済む。 - 外貨両替:
ニカラグアはアメリカドルが使えるが、100ドル紙幣は使えないと断られることや、破れていたりボロボロのドル紙幣は受け取ってくれないことがある。結構不便だった。
10ドル、20ドル紙幣を多めに持っておくと安心。なお、お釣りはニカラグアの通貨コルドバで返ってくる。
持ち物
あると便利・楽しめる物
- SIMフリーの携帯:
ニカラグアでは現地キャリアのデータ通信量1GBのSIMが5~10アメリカドルで手に入る。日本のキャリアのデータローミングより割安にインターネットが楽しめる。お金に余裕がある方はキャリアのローミングで十分。 - モバイルバッテリー:
今回宿泊した施設は発電機によって電気が供給されていたが、街全体が停電することがあった。
また日中は船に乗りっぱなしのため、念の為にモバイルバッテリーは持っていきたい。 - 本または電子書籍:
詳細は次の釣行記で後述するが、釣りの最中、飛行機の移動時間を有効に活用したい。 - 出来るだけ良いカメラ:
街並みや、出会う生き物はもちろんだが、広大な自然は携帯電話のカメラでは再現できない。 - 胃薬:
ターポンの釣りは、いつドラグ音が鳴り響くかわからない状態で数時間待つことがある。
人にもよるが、私は待つストレスで胃が痛くなった。。 - 現地の言語が調べられるアプリ:
ニカラグアの公用語はスペイン語で、英語を話せる人は少なかった。
お店の店員さんとの会話などで、スペイン語でのコミュニケーションが必要になるときに翻訳アプリが活躍した。
私は、Google翻訳、指さし会話スペイン touch&talk LITE版を使いました。 - ライトゲーム用のタックル:
レインボーバスやスヌークが釣れるとのこと。
今回は6日間の釣行のため、気分転換のためHuerco(フエルコ)社製のパックロッド Huerco XT711-5S と、水深は3メートルくらいの深さのようで中層を狙えるルアーと、トップウォーター系を合計4、5個持っていった。
ルアーのフックは危険物扱いで荷物検査で止められることがある(止められた)。手荷物のみの場合は現地ガイドから借りた方が安全。 - 味噌汁:
今回使ったロッジではスープ料理が出なかったのもあるが、汁物が恋しくなった。 - 歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、石鹸:
現地で調達してもいいが、持っていったほうが便利。
ほぼ必須な物
- パスポート:
いわずもがな。 - 着替え:
ロッジのスタッフが洗濯してくれるランドリーサービスを行ってくれる(要チップ)ので、2、3着分の着替えで十分。 - レインコート:
激しいスコールに合うことがあるし、船での移動時に風をモロに受けてしまい体が冷えるのを防ぐことができる。 - 日焼け止め:
日焼けを気にしない人はいらないかも。。 - 帽子:
紫外線がかなり強いので、ツバが広いものがオススメ。 - 速乾の長袖シャツとズボン:
私は上下それぞれ2着ずつ持っていき、日毎に洗濯して着回していた。 - 虫除けスプレー、虫刺され用塗り薬:
蚊が多い。帰国して1週間ほど経過しても痒みが残る。
軽装備なのは宿泊先のロッジにランドリーサービスがあることや、ロッジにターポン用の釣具が完備されているので、着替えは少なめ、釣具は無くても問題なし。
ライトゲーム向けにパックロッドとリール、ルアー数点を持っていけば十分に遊べる。
機内に持ち込める大きめのバックパックと、小物用のバック1つで8日間の旅行を楽しめた。
必要最小限の持ち物で初の海外釣行を楽しめたのは、海外釣り専門の旅行会社である、Xstream Tours(エクストリームツアーズ)さんが手配してくれたからだ。
Xstream Tours
https://www.xstreamtours.com/
もちろん旅行の手配などで料金はかかるが、釣れるポイントを知っている現地ガイドの手配から、治安が安定していない土地であれば安全な移動手段も手配してくれる。
サービスが充実している宿泊施設や現地ガイドの選定・交渉や、今回の旅ではXstream Toursのスタッフが同行してくれて、釣果が悪い時も現地ガイドと相談してくれた。
釣具を揃える費用やロストバゲージの懸念を考慮すると、私のような経験が少ない人間にとっては、ガイドにお金を払ったほうが安上がりだし、身軽に旅を楽しむことができる。
心配なこと不安なことは気にせず、単純に釣りを楽しむためにはXstream Toursさんのような会社にお願いするのが私は良いと思う。
後述するが、なにより現地ガイドは雇うべきだと思った。
ニカラグア釣行記
成田空港からヒューストン国際空港(ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港)へ約12時間。(帰りは偏西風の影響でプラス3時間。)
ヒューストン国際空港でトランジットのため2時間を経て、ニカラグア・マナグア空港へ約3時間。マナグア空港から釣りの目的地となるサン・カルロスは車で約4時間くらい。
チェックインの時間を含めると、ほぼ1日分が移動時間になる。そのため本や電子書籍は多用する。
サン・カルロスの街は、世界で10番目に大きいニカラグア湖に面した街。
湖から流出しカリブ海まで伸びるサン・ファン・デ・ニカラグア川が今回のポイントとなる。
初日は深夜に到着したため後日撮った写真
沿岸に面するように家屋が建てられていたり、手漕ぎ船や水上バスが行き交うなど、水辺は活気に満ちている。
陸上ではタクシーが行き交い、乗り合いバスなど思いのほか車が多い。昼は閑散としているが、クリスマス直後や年末のためか、深夜の街はネオンと爆音に包まれていた。
(乗り合いの移動手段は、過去に同乗者共謀による強盗事件が発生していたりと、決して安心できる移動手段ではない。単独で向かう場合は、外務省の海外安全ホームページも参考にしたい。)
宿泊先となるロッジ『LA Esquina Del Lago』は、サン・カルロスの街から船で2分ほどの対岸にある。
4艇ほどの船と、1艇につき2名の現地ガイドがつく。
今回のターポンの釣りは現地ガイドが操船する船でのトローリングがメインだった。
ルアー・フライでのキャスティングもできるが、合わせが難しいようで私は初心者のため断念。
トローリングば現地ガイドがこれまでの釣果を元に適切なポイントを回ってくれる。
現地ガイドを雇うメリットはとても多い。
・現地ガイドがロッドやルアーなど一式を用意してくれる。それだけで最低十数万円分のコストが抑えられる。(用意が無いガイドもいるはず。事前に確認しよう。)
・ライセンスの提出が必要な湖・河川の場合、現地ガイドが申請をやってくれる。適法性のある釣りができる。許可無く釣りをすることは、密猟みたいなもので、いわば違法行為だ。
事前に現地の水域や、釣れるポイントを調べて自力で釣るのも楽しみの1つかもしれない。だが現地にも漁師はいるし、法律もある。
ターポンは船上に上げることは禁止されており、船べりでリリースしている。その国、地域の決まりごと、生き物自体を守るためにも、知識のある現地ガイドを雇うべきだと思う。その現地ガイドを探す手間や、安全な移動手段、釣具の準備、適法性のある釣り、宿泊施設の手配などを考えると、Xstream Toursさんのような旅行会社に依頼すると快適に旅ができる。
初日は深夜に到着したため、夕食を食べ次の日の予定を話し合い就寝。
夕食中にはカイマンがお目見え
周辺には2メートルほどの個体がいるとのこと
~ターポン釣り初日~
初日は雲が多く、長袖でちょうどいい気温。
朝6時頃に朝食を済ませ、7時にロッジを出発。
ポイントがあるサン・ファン・デ・ニカラグア川での釣りは、サン・カルロスの街のニカラグア軍施設でライセンスの手続きを行ったのち出港することができる。
サン・ファン・デ・ニカラグア川は隣国のコスタリカまで流れているためか、下流の街から水上タクシーでサン・カルロスの街に入る現地の人たちは、ニカラグア軍による荷物の検査を受けてようやく上陸するなど、ニカラグア軍による監視・警備が厳重に行われている。
ロッドを各挺4,5本と、ルアーなど釣具を搬入する。
写真は使ったルアーの一部。世界でも怪魚釣りの定番なのだろう、おなじみRAPALA社のスーパーシャッドラップが2本ほどあった。
釣りのポイントまで、サン・カルロスの街から船で20分ほど。
大きな橋がかかるポイント周辺に着くとトローリングのためロッド4本を船にセットしルアーを流す。
あとはひたすら低速で周回する。
到着した午前7時30分から午後17時ごろまで約10時間ひたすら反応を待つ。
「AMISTAD JAPON(友情 日本)」という看板が掲げられたサンタ・フェ橋周辺がポイント。
やれることは自然を眺めたり、水辺の生き物を探したり、バードウォッチングをするくらい。約10時間。
本があれば本を、インターネットが使えればインターネットを楽しめる。
ライフジャケットが余っていれば、座布団代わりにお尻に引いたほうがいい。ターポンの反応がなければひたすら座っているからだ。
昼ご飯はピラフやサンドイッチなど。普通においしい。
小雨が降る中、昼ご飯をしたりと約4時間ほど経過したとき、船の片側が引っ張られるような衝撃と、ドラグ音と水が打ち付けられる音が突如鳴り響いた。
現地ガイドからカタコトの英語とジェスチャーで、ルアーを巻き上げるよう指示される。
同じ船に乗る『おすし』さんと、ターポンとのファイトがはじまった。
現地ガイドから事前にアドバイスを受けていた通り、ロッドを縦に引くのではなく横に振るが、慣れない動きのため苦戦。
ファイトのワンシーン。大きな背びれが見える。
ターポンがジャンプするとき、水中で勢いをつけているのかロッドに激しい反応が伝わる。
跳躍する瞬間。
一回転するほどの勢い。
約20分ほどかけて船べりへ
『おすし』さん VS ターポンとのファイト動画
ターポンは現地ガイドによるハンドランディング。船べりに寄せて素早くルアーを外していた。
強引に掴んでいるように見えるが、ターポンの上顎と下顎はとても硬く、他の場所をつかむよりもダメージは低いと思われる。
逆に上顎、下顎にフックが刺さるとは思えず、ロッドを横に振るというのも納得だった。
ルアーを外したあとは、船を低速で動かしてターポンの呼吸を助けていたり、リリースする段階ではターポンの体を背中押すように叩いていた。
釣り人、ターポン釣りのガイドを生業とする現地ガイドにとっては、ターポンは無くてはならない相棒のような手厚さを感じた。
釣り人には釣りを楽しませる代わりに、楽しませてくれた魚への感謝も忘れていない。
クレイジーホースというアダ名の「マイノ」。2メートルのワニを素手で捕獲するナイスガイだ。
大人の拳が軽く入ってしまうような大きな口。
1枚1枚が大きな鱗は固いが、中から肉の弾力を感じるような触り心地。
手のひらほどの胸ビレ。固く透き通ってカッコイイ。
クレイジーホース(アダ名:左)とおすしさん(アダ名:右)
初日の釣果は沖山朝俊氏が乗り込んだ船とあわせて計2匹。
17時頃の暗くなる前にロッジに戻り、翌日に備えることにした。
ロッジでは、釣果を聞いたオーナーのフィリップ氏が笑顔で迎えてくれた。
別の部屋の宿泊者と一緒に食事を楽しんだ
この日は次の日に備え就寝。
~ターポン釣り2日目~
2日目も朝食後、7時ごろにロッジを出発。
初日のサンタ・フェ橋より上流でトローリングを開始。自然を眺めながらひたすら待つ。
快晴。空がとても広い。
この日も昼ご飯を食べ終わったころに、ターポンとのファイトが始まった。
前日のおすしさんのファイトを見てある程度の覚悟はしていたものの、ターポンの引きは思いのほか強かった。
ここまで大きな魚に出会ったことはなく、冷静さを失いムキになっていたのを覚えている。
現地ガイドや、おすしさんからは「ゆっくりと。ターポンを疲れさせよう。」というアドバイスを受け、ようやくターポンの動きを楽しめるようになった。
(動画内で少し触れているが、前半・中盤・後半と船の動きに応じてラインが出る機会があり、これを「社員教育」と勝手に呼んでいる。ランディングすれすれのところからラインを伸ばし、再度ターポンのファイトを楽しませてくれるのだ。とても疲れる。)
ロッドを横に振れるように、ロッドを脇に挟み身体を回しながらリールを巻く動きが馴染まず、ずいぶんとラフになってしまった。
結果、短時間だったためかターポンは体力が余っていたようで、元気に水中に戻ってくれたのはよかったが。。写真撮りたかったよ!
使ったルアーはシャフトが曲がり割れてしまった。
壊れても直して使う。
なんとか1匹は釣るという目標は達成したものの、ラフな釣り方の反省点と接写できなかった悔しさが残ってしまった。
翌日のリベンジを期待し早めにロッジに引き上げた。
夕日を見ながらロッジオーナーのフィリップ氏と語らう。
~ターポン釣り3、4日目~
3日目、4日目は午前にレインボーバスに挑み、午後はターポンに挑むも釣果は無し。
ロッジのオーナーのフィリップ氏も首をかしげていた。
後日わかったことだが、約30年ぶりの降雪があった2018年年始のフロリダの大寒波の影響ではないかとのこと。
フロリダの南に位置するニカラグアでも、水温が低下するなどの影響で魚の活性が悪くなっているという話しを受けた。
とはいえ、釣りが目的であり釣れない状況はいかがなものかと、Xstream Toursさんと沖山さんが現地ガイドと交渉し、
翌日はサン・カルロスのロッジから離れ、下流へ1時間ほどにあるサバロスという街近辺にポイントを変えて挑戦することになった。
~ターポン釣り5日目~
5日目、サン・ファン・デ・ニカラグア川の支流サバロス川が流れるサバロスの街でトローリングを開始する。
サバロスの街、昼の風景。水辺は活気が溢れている。
ターポンリバーとも呼ばれているようで、ターポンの彫像が街の中心に飾られていた。
5日目は早朝5時から釣りを開始した。樹上にいるホエザルが盛んに吠える声を聞きながらターポンを待つ。
水面を眺めていると魚が跳ねる姿があり、否応なく期待が高まってしまう。
期待に反し、夕方まで一切反応が無い。。
諦め始めて1時間ほど経過したころ、ドラグ音が一瞬鳴り、異変を感じた。
初日、2日目はラインがけたたましく出るドラグ音と、ターポンが跳ねる音が響いたが今回は違った。
それぞれが緊張する中、現地ガイドのクレイジーホース(アダ名)がいち早く動き出し、すぐに船のスピードを上げラインにテンションをかけると、おすしさんのロッドからドラグ音が鳴りはじめた。
流れが早いポイントで、さらに暗闇の中でターポンの位置を見定め操船し、ラインのテンションを維持する。
『おすし』さん VS ターポン 2度目のファイト動画
ファイト中のワンシーン。ホエザルの吠える声が激しくなった気がした。
惜しくもルアーからフックがとれてしまった。
おすしさんと私の計2回のヒットで5日目は終了。
ホテルに戻り最終日に備えることに。
なんとか接写したい。。
~ターポン釣り最終日~
6日目最終日。この日も午前5時に出発し、サバロス周辺でトローリングを開始。
30分ほど経過したとき、ドラグ音とターポンが跳ねた際の水の炸裂音のヒットの合図とともにガイド2名、我々2名の4人が一斉に行動を開始した。私のロッドにヒットしたようだ。
トローリングは4本のロッドを船にセットし、魚がかかるまで待つ。どれか1本でもヒットしたら、ほかのラインに絡まないよう、速やかにルアーを回収しなければならない。
これまでは、ヒットしたことが把握できずガイドに指示されてようやく気付いたが、最終日は全員がすぐに行動できた。
ヒットは嬉しいものの、暗闇で写真が撮れない。。
明るくなるまでゆっくりと20分ほどファイトし、ランディングに持ち込んだ。
2メートルのワニを素手で捕まえる、身長180cmの現地ガイドの腕より、さらに太いターポンの体
Wikipediaによると、ターポンの下顎は延長した骨板が含まれており古代魚の特徴があるらしい。
水中に入ってターポンを間近に写真を取ろうとしたところ、クレイジーホースのアダ名を持つ現地ガイド『マイノ』が呟いた。
マイノ「Shit(シット)!」
おすしさんと私「え?」
両手を広げ笑顔でこちらを見たが、言葉が通じなくてもわかる「逃げちゃった感」を出していた。
クレイジーホースが呟いた瞬間。
リリースのため送り出しているように見えるが、実際は逃げてしまった。
2日目と同じルアーでヒット。シャフトが折れ曲がっている。
このヒットが最後となり、今回の釣行は終了となった。
まとめ
・巨大魚との出会いはとても感動する。
・旅行会社が色々と手配してくれたのは本当に安心できた。
・パックロッドは持っていくべき。気軽に釣りが楽しめた。
・ターポンは釣れたけど、川に入ってターポンと一緒に撮影できなくて結果良かったと思った。次の機会にチャレンジしたい。
・現地の人たちからはターポンに対する敬意・信仰のようなものを感じた。生き物を大事にしようと改めて意識した。
荷物をまとめ、楽しませてくれた現地ガイドとお別れ。
最後はお土産にTシャツと葉巻をくれた。
お世話になったお礼にMonsters Pro Shopのステッカーを置いてきた。船に貼ってくれるとのこと!
ロッジにあった2メートルほどある模型のようなターポンの剥製
いつか2メートルオーバーのターポンに会ってみたい。これからもモンスターとの出会いに挑戦したい。
そんな想いを抱いた初の海外・初の巨大魚は、釣りや自然がさらに好きになる経験となった。