富山湾 春の風物詩「ホタルイカの身投げ」シーズン到来!
NEWS
2016.03.20
富山湾 春の風物詩「ホタルイカの身投げ」シーズン到来!
NEWS
2016.03.20
富山名物「ホタルイカの身投げ」が今年もシーズンを迎えはじめている。
ホタルイカの身投げとは、産卵のために接岸したホタルイカが波で浜辺へ打ち上げられる現象。ホタルイカが多産する富山湾ならではの春の風物詩である。
ホタルイカは触手の一部が青白く発光することで知られ、時には打ち上げられたイカによって夜の海岸線が幻想的に青く彩られることも。
ただし、シーズン中ならいつでも見られるわけではない。まとまった接岸に遭遇するには、多少のコツと運が必要。
コツというのは適した時期と時間の把握。確率が高いのは3~5月の深夜から明け方にかけて。特に、月明かりのない新月周りがベストタイミングとされる。それでも、天候や風向きなどの影響でまったく姿を見られないこともあるのだが。
ホタルイカ
ホタルイカは日本海を代表する味覚である。これからの時期、夜の海岸は「ホタルイカ掬い」を楽しむ人々で溢れかえる。
「ホタルイカ掬い」とはその名の通り、海岸線に押し寄せたホタルイカを網で掬いとる遊漁。ライトと網(場所によってはライフジャケット)があれば子供でも楽しめる。
掬われたホタルイカは多くの場合、沖漬けで消費されることが多い。
まとまった接岸に遭遇できれば、美味しいホタルイカを大量にゲットできる。
「ホタルイカの身投げ」「ホタルイカすくい」の本格的なシーズンインはまもなく。ぜひ夜の富山湾へ足を運んでみてほしい。
ホタルイカの沖漬けも簡単に自作できる。